2013年02月18日

唄うということ。


 ラジオでまゆりちゃんへのメッセージをブログに書きますと言ってから2か月以上経ってしまいました。
彼女の唄に光るものを感じて、本物の唄者になって欲しい!と伝えたくなってしまったのですが、これは唄を唄うすべての人へのメッセージです。

まず、その唄とつながること。
その唄が何を伝えようとしているのか。
何を唄っているのか。
意味を知ることが大切です。意味がわからず唄って伝わるはずがない。
民謡は作られたときの時代背景も今と違ったり、ダブルミーニングで字面とは違う意味を忍ばせてあったり、元々の歌詞は唄われなくなり、それほど意味のない歌詞が主に唄われるようになっていたりと意味のわかりづらいものも多いのです。

インターネットで調べたり、図書館に行ったり、年長者に訊いたり、と本当の意味を知ることは大切だと思います。
またその唄が生まれた土地に行って当時のことを思い浮かべてみるということもその唄を理解するには多いに意味があると思います。
知らない土地の唄であれば尚更です。

そして二番目にその唄を伝えるということ。
なぜその唄が唄いたいのか。
その唄の何を伝えるのか。メロディーや唄いまわしだけではない。
民謡には言葉がある。
その歌詞からなにを伝えたいのか。
上手く唄おう、聴いている人はどう思うだろう?審査員はどう聴くだろう。
自分のベストの歌唱をしたい。一番上手い唄を聴かせたい。
そう思うのも当然かもしれない。
それでも唄につながるというのは知ること、感じることだけではない。
そして唄の技術だけでは人が感じるものは多くはない・・。
上手いだけでまた聴きたいと思う人はそれほど多くはない。
唄う時にはその唄をどう伝えるか。
その唄は何を伝えたがっているか、自分は何を伝えたいか。
それなくしては人の心は動かない。
上手く唄うことにフォーカスするのではなく伝えること、表現することにフォーカスするべきだと思う。

 人は心が動くからまたその唄を、その唄い手の唄を聴きたくなる。

声者(くいしゃ)と唄者(うたしゃ)。
前にも書きましたが奄美の言葉です。

声者とはただ唄の上手い人。
唄者はその唄の意味や時代背景までもよく知っている人のこと。
唄者が増えるといいですね。

民謡ではありませんが一青窈さんの「ハナミズキ」という歌があります。
結婚式で歌われることからも一般的には意味を完全に理解されていないことが多いのではと思います。

具体的な表現を避け、「僕」が誰でどういう状況なのかなどを描いていないためわかりにくいのだと思います。
それでも一青窈さんが説明しているYOUTUBEの動画や他のサイトなどをかなり探して本当の意味がわかったときには感動しました。
民謡もこれくらいわかりにくい歌詞が多いと思います。

最後に。
沖縄や奄美ほど民謡の盛んなところはないと思います。
若い世代でもそうなのです。
それはザ・ブームの「島唄」や元ちとせさんなどの影響も大きいのですが、「昔も今も唄の心というものを受け継いできていて、若者の心が動いたから」なんだと思います。















posted by coo at 15:27| 栃木 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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